教育とは
ずいぶんと大それたタイトルをつけましたが、
持論をメモしておきたくなったので書きます。
それは、
「全力で、待って、見守って、尻拭いしてやる行為」
だと思うんです。
それを、
「失敗しないように先に教えてやる行為」
と考えるとお互いにキツイ。
「押しつけ」が始まる、「やらされてる」が始まる。
「お前の為を思って」と「なんでこんな事やらされてんだ」の対立。
本当に人の話を聞くときは、困っているとき。
だから困るような場面と出会うまで見守ってやる。
子どもの失敗にも、周りは寛容ではない。
原因を突き止めようとして、
「被教育者の失敗」=「監督者の失敗」
みたいになってるのがおかしい。
こんな等式があるから、
先生だったり、親だったりは、子どものためと思いながら、
実は自分のメンツのために頑張ってる。
そんな風潮だから、放っておいてやれるほどの余裕がない。
自分が責められないように、
自分のせいで周りに迷惑かけないように、
育ててる。
尻拭いしてやるだけの余裕も現場にはない。
失敗をカバーするのは、精神的にも、物理的にも大変。
無難に上手く行かせたほうが「楽」だ。
誰のための教育なのか。
子どものトラブルは、
必ずしも周りのせいじゃない。
もともと持ってる性質がある。
その子が学びのために体験したかったことがある。
教育者は、「失敗させないこと」が果たして最優先事項なのか。
誰のための教育なのか。
自分のため?社会のため?子どものため?