捨てるじゃなくて「手放す」
そんなもの、捨てなさい!
もう、使わないなら捨てるよ?
「捨てる」は酷な響きだ。
殺伐とした、冷たい感じがする。
それよりも、「手放す」を使いたいと思う。
「捨てる」はその価値を無視し、見放すこと。
「手放す」は、手元から離すこと。手を放して自由にしてやること。
ゴミは、燃やされ、処理され、新たな価値になる。
「捨てる」は似合わない。
ところで、
万物は循環し、またやって来る。
海洋ゴミなど、まさにそれ。
自分たちが海に投げたプラスチックが食べものを通して、わたしたちの体に戻ってくる。
一週間もしたら、私たちはクレジットカード一枚分のプラスチックを食べているという。
魚介類を食べなければいいなんて、単純なことではないだろう。海洋汚染は陸地汚染につながり、私たちが自然からエネルギーを摂取する限り、汚染の影響は免れない。
島暮らしも2年目。もう少し暖かくなったら、カヤックフィッシングのついでに海のゴミ拾いをしようと思う。
単なる自己満足だ、それでも何もしないよりも、自分が満足できて、いいと思う。
暑すぎず寒すぎず、キャンプにはもってこいな季節。