トライ&エラーさせてやらねば
子どもを育てているとどうしても「怒られない子」を育ててしまうが、これではその子は大成しないと思う。
子どもは自分本位で動くことによって、外界との接し方を知り、どこまでが許され、どこからがアウトなのかという、ボーダーを知る。
子どもは、本当に辛辣に怒られると行動するエネルギー、意欲をも削がれる。自分と社会を擦り合わせることを止めてしまう。
萎縮して、周りの大人の目ばかり気にする大人が出来上がる。
もちろん、空気読める力は大事だが、内気で縮こまって、自分の意見もろくに言えない人は、はっきり言って使えない。その人が何をしたいか、どうしたいのかが読み取れないからだ。
読み取れなければ、
コミュニケーションも深まらないし、
関わろうという気も起きない。
結果、使いたくても使えない人になる。
優秀な学校に行かせる
お稽古事させる
教育意識高いエリアに住む
みんなが気にするどれもこれも、実は些末やで?
どんな卑劣な環境でも、天才は生まれるで?
大事なのは、
その子に体験させて、
失敗させて、
考えさせて、
こちらからポジティブなフィードバックを返すこと。
もちろん、して欲しくないことには指導していいんだと思う、怒っていいんだと思う。
一緒に謝りに行かなきゃならないこともある。それでも、好奇心の目を潰してはならない。
親はある程度、どーんと構えている必要があるんだと思う。未然に防ごうとすればするほど、子どもはダメになる気がした。