自分ばかり見てるからさ。
現代病とか言われる鬱とかについて。
なぜ鬱になるのか。
自己肯定感が低いから?
そもそも悩みの種が増えたから?
そうかもね。
でも、それにも増して、私が思うのは、
現代人は、その有り余る時間を使って自分と向き合いすぎている
ということである。
私は、幸せなんだろうか。
私には、どこか悪いところは無いだろうか。
私は、このままでいいんだろうか。
私は、周りからどう思われてるんだろうか。
ほら、関心の対象が、常に「私」だと病んでくるでしょう?
だからですね、
関心の対象をもっと他者に移すべきなのです。
そして、あなたがこの世をどう見るか、なのです。どう見られるかではなく。
昨今自己肯定感の低下が叫ばれてますが、これは諸刃の剣です。自己肯定感を高めなければということを考えすぎて、自分に意識が行き過ぎて、結果病んでしまう。
何でも自己完結してしまえる便利な世の中だから、他人に興味が湧かないのも仕方ないことなのかもしれません。
でもとりあえず自分は大丈夫ってことにしておいて、もっと自分以外のことに興味を持ったら良いんじゃないですか?
それは、日本の思いやりとか、気が利くところとかにも相乗効果がありそうです。自分に割くエネルギーを、周りにもっと遣うのです。
病んでる暇なんか、無いのよ?世の中は面白いことで満ち満ちているのですから。