頑張らない自分を目指して
今まで、頑張って他人に認められるのが人生だと思っていた。
頑張らないのは怠惰だと思っていた。
だから自分の中で、「頑張って出せるクオリティ」を無理してでも出してた。
話したくないのに、つまらない人と思われたくないから無理にでも話題を出す。
面白い人と思われたいから、相手を笑わせるために無理にばかげた冗談をひねり出す。
いい人に思われたいから、いたくないのにいつまでも居残りご機嫌伺う。
あの人を笑顔にさせるために、自分の評価を下げないために。
そうやって無理にでも頑張ってると、不思議と気分が上がってくるのはいいんだけど、どこかで「自分ではない」感が拭えない。だから素の自分でいようとする。だけど、
自分の価値が下がるのはやはり怖い。「あの人のほうがあなたよりいい」って言われるのはマジ恐怖。
「あなたじゃなきゃダメだよ」
「あなたがいいよ」
「あなたのほうが優れてる」
「あなたでよかった」
こういう言葉が無いと生きられない自分がいる。
こういう言葉が聞こえただけで、その日はHappy!
これと逆の言葉が聞こえただけで、その日は「鬱」。
そうやって、素の自分とはかけ離れた、オーバーヒート状態の自分が続く。
だから頑張らなくていいときの落差が激しくなるし、頑張らなくちゃいけない場所に対して拒否反応が出る。
もう自分はこの精神環境から抜け出します。もう十分、味わったから。
嫌われてもいい、仕事できないって言われてもいい、下手だって言われてもいい、人間関係失敗しててもいい。とにかく、「素の自分」でいたい。
言いたいことだけ言って、やりたいことだけやる。人目気にせず。
でもやっぱり人目を気にしてしまう自分も精いっぱいいい子いい子して認めながら、私は私に還りたい。
どんなに頑張っても、そこにいるのは「素の自分」。
心屋さんの言葉を借りると、どんなに「前者アプリ」を起動してても「素の自分」は変えられない。
私は、ありのままの自分を受け入れてくれる場所に行く。
私は、ありのままの自分を受け入れてくれる人と会う。
世界は広いのに、勝手にそんな理想郷は無いなんてあきらめている人、多くないですか?
その環境は自分が自分にあきらめない限り、絶対に存在する。
自分は最高。自分がぴったりはまる場所が絶対ある。
そう信じて、今日も人目を気にする自分と一緒に、自分らしく生きる方法を探っていくのだ。