違いの重要さ
違いがあるからこそ、世界は面白い。
ドラマ、グランメゾン東京の最終回、尾花は
「世界にはもっとたくさんの面白い食材がある。」
といって、前途有望な終わり方をしておりましたが、すごく素敵な言葉だと思うのです。
面白いのは食材に限らず、人間、場所、考え、生き物、作品…
この世界は違っているから面白いのです。違っているからこそ、その組み合わせを考えるのが面白いのです。
一方で世界には均一化の流れもあります。みんなが同じ価値を共有することも素敵ですが、異物排除の方に傾いてしまうとまことに残念です。違っているものから新しい何かが生まれるからです。あまのじゃくな性格だから、余計そう思ってしまうのかもしれないです笑
だからこそ、みんなが住みやすい環境を維持していくという理念は、この世の面白さを維持することになります。
だから
海洋ゴミとか
気候危機とか
人種差別とか
過度の大衆文化とか
この世をつまらなくするのです。「統合」ばかりではなく、違いをそのままに保つことも、大事なのではと思います。