温泉におもちゃを持ってきた少年
ホントに、温泉は色々考えさせられる。
今日出会ったのは、父に連れられた5、6才の少年。大事そうに、黄色いはとバスのミニカーを持ってきていた。
温泉に、おもちゃは持っていきません!なんて怒る親もいそうだが、幸運にも、その子は寛容な父親に恵まれたようである。
その子を見ての周りの反応は様々だろう。私は、良いと思う。別に泉質が変わるわけでもないし、気になるほど汚れる訳ではない。
その体験によって、その子は、はとバスへの愛着を一段と増すであろうし、風呂の端でミニカーを走らせるとどうなるか、お湯に浮かぶのか沈むのかなど色んなことを無意識に考えるだろうと思うと、すごく愛おしいのである。
その好奇心を、大人は妨げるべきではないと思う。
少年よ、好奇心のままに、のびのびと育ってくださいませ。