「ない」の呪い
「ない」
これが口癖になっている人は、はっきり言っていつまでも不幸だ。
しかし、なかなか本人は気づけないし、直せない。直す気もない。
「うちにはお金がない。」
「時給自足するしか、生きていけない。」
「お手伝いできない、お前はダメだ。」
「無駄な出費は、しないほうがいい。」
「無」に意識を向けさせ、豊かな方からは目を進んで目を背ける。
「ない」の呪いは、思ったより強力であると思う。
その内容が、例え真実であったとしても、言った本人、言われた周りのエネルギーの損失は計り知れない。
要は、ヤル気を削いでイライラばかりを引き起こす。
De-Motivatorの存在は、組織にとって由々しき問題であり、厄介である。警告を発しているつもりで、実は損失しか生んでいないのだから。
「貧しくても、生活できてる。」
「自給自足すれば、もっと豊かになる。」
「お手伝いできる君は、もっと素晴らしい。」
「そこで出費抑えれば、もっと趣味に使えるよ。」
言葉の些細な言い換えが、どれほど心を救うかなど、
信じない人には、一生分からない。きっと来来世くらいでやっと気づくんだろうなぁ。
でも
信じる人は、一生救われるのにな。
「ない」の呪い
のお話でした。