伝統の短所
「文化、伝統」。
すごく聞こえがいい。
が、
その響きに酔って、
「思考停止」になってはいないか。
なぜそれを続けるのか?
なぜそうしなければならないのか?
それを問わないで、
「そうするものだから」
「先人がそうしたから」
「一応そうしないとだから」
で片付けてないか。
組織の歴史が長ければ長いほど、
人は伝統というマニュアルに浸っていく。
偉大な先輩の影を重んじ、
そして、後進の考えを軽んじる。
一体誰の組織だ。その組織を今創っているのは、誰なのだ。
時代は変わる、
価値も変わる、
正解も変わる。
伝統とは、
その存在意義を常に問われ続けていかねばならぬものだと思う。
ただ従順に守られるものでは決してないと思う。
「なぜ、今になってもそれをする必要がある?」