「やっぱり」より「なるほど」を増やしたい
会話中、
「やっぱり」
と
「なるほど」
は、共に相づちの常套句です。
「やっぱり」は、何だか自分の中で知っていた、もしくは立てていた予測について答え合わせをしている感じで、
「なるほど」は、自分の知らなかった新しい知識を得て、納得している感じです。
ナルホドはエネルギーを使います。相手の論理を消化して、自分の中に取り込むのですから。頭を使うわけです。
その点、ヤッパリは省エネで、しかも答えが合ってたという安心感がやって来ます。
考えるに、ヤッパリばかりの毎日では、人間ナマってしまい、澱んでしまうと思うのです。
最近は、テレビのクイズ番組だって、ヤッパリが強調されてる気がする。常識を問う問題ばかりで、新しい驚きが無いと思うのは私だけ?
日常においては、ナルホドを、ヤッパリより増やしていきたい。
それは、新情報をいつでもキャッチできる頭の柔らかさをキープしつつ、相手への理解や受容につながると思うのです。なるほど!と新鮮な驚きを伴いながら相手の言うことに耳を傾けながら意思の疎通を図る。
人は、自分の意見を受け入れてほしい生きものですから、みんなが聞き上手になれば、世の中もっとうまく回りそう。
皆様は、普段どのくらいナルホドを呟いておられるでしょうか?
では、また!
日光浴を楽しむオリーブ。
小豆島は、今日も穏やかな陽気と爽やかな風の一日です。