その「いつか」は一生やって来ない
いつかは泊まりたい高級宿。
いつかは乗りたい外車。
いつかは利用したい寝台特急。
いつかは食べたい三ツ星フレンチ。
その「いつか」は、残念ながら一生やって来ません。「いつか」である限り。
私は、「いつかは〜してみたい」という広告を見るたびに、虚しさともどかしさを覚える。
そのいつかはいつ来るのか。
パンフレット見ながら、自分のやってみたい願望を、精一杯の想像力と妄想だけで満たし、料金やら必要日数やら見て、「やっぱり現実の私には無理」とか呟いて勝手に納得して終了。
目の保養だけなら、それでいい。
でも
それを使ってみたい、
そこに行ってみたい、
そこで食べてみたい、
そういう願望というか、意志があるなら、
大金はたいてやった方がいいと思う。
日々の暮らしが…家計が…仕事が…とか色んな「やらない」理由が湧いてくるでしょう。
でも所詮、経験には叶わないのだな。やったもん勝ち、なのだ。そういう人に、人が、金が、情報が、集まる。
何のために、働き始めたのだ?やりたいことやるために、働いているのだろう?その労働を、やらない理由にしてはならない。
自分のやりたいことやるために、この世に生まれてきたのでしょう?なんでそんなに他人に気を遣って、やりたいことを我慢する?
上手にやりくりして、その「いつか」を現実のスケジュール帳の日付に書き込める人に、私はなりたい。
いつやるか、今でしょ?
林先生、パクりました。すみません。